犬と書いて漢と読むぜ

ウィード―銀牙伝説 (1)日本文芸社このアイテムの詳細を見る
今、これを日に2冊のペースで読んでいる。ようやっと10巻か。ただし古本なので、作者の高橋よしひろ氏には嬉しくない読者に違いない。この作者は本当に犬を描くのが好きね。
同じ作者の「白い戦士ヤマト」は闘犬を楽しむということがよく分からなかった(今も分からない)ので、読みつつも抵抗があったものだが、「ウィード―銀牙伝説」の前作の「銀牙-流れ星銀」は赤兜という熊を倒すために犬たちが自主的に戦うという話だから、そういう抵抗感はなかった。もっとも、マタギのおじいさんの熊犬育成方法は、どうにも犬虐待と紙一重という印象があったものである。本当にああやって育成していたのだろうか?
  1. 銀に昔のちんちくりんな面影がなくショック(というほどでもないが)。しかも奥さん子どもまで…。それなりに年(ナイスミドルの40〜50才くらい?)のわりに、子どもがウィード1匹なのね。奥州の総大将なら選り取り見取りだろうに、奥さんも桜(故人)のみのようだし。今風の理想の漢ですなvもっとも、この奥さん若い?30才前後?いい漢にはいくつになっても、女盛りのいい女がちゃんとつくんだよ〜ということですか。
  2. もっとも、前作の前半はコミックで読んだけど後半は粗筋しか知らないから、そのときにはもうちんちくりんではなくなっているのかもしれない。ただ、話がちょっとぶっ飛び過ぎで読む気がしない。
  3. ついでに言えば、ウィードと銀とでは、性格に違いがあると良かったなと思ったり。今まで読んだ感じだと、ウィードは銀のまるっきりクローン、コピーみたいで、もうちょっとウィードっぽいエピソードがあってもいいのではないかという気はする。もっとも、作者が描きたいのは「漢」なんですが。
  4. ここの犬はしゃべれないのが不思議なほど、頭がいい。でも、人間といるときは「く〜ん」とか言って、妙に犬っぽいふりをする。また、首輪抜けも得意である。飼い主としては文句のひとつでも言いたくなるだろうが、犬にも付き合いってもんがあるわけなんですヨ…というか、かなりハードな犬社会です。同族同士で殺し合うのは人間だけでも充分だよ…。いや、人間社会のひずみが犬の社会に影をおとしているということになるのか。

記入時刻
2004年09月10日23時28分26秒
カテゴリー
漫画
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