買って満足「恋華草紙(下)幕末恋華・新選組短編集 」

恋華草紙―幕末恋華・新選組短編集 (下)

マイクロマガジン社
館山 緑このアイテムの詳細を見る

一般の本屋では見かけないが、さすがはアニメイト、平積みであった。とりあえず藤堂平助と土方歳三の話がある下巻を買う。

表紙を見たとたん、

顔がほころんでしまった。そんなに嬉しかったか、自分。HPでどんなイラストかは知っていたのに、やっぱり解像度が高いと衝撃の度合も違うぜ。
それにしても、金髪で泣きぼくろのある流し目をした色っぽい兄ちゃんがあの近藤勇なんて、知らなきゃ全然分かりませんね。紅葉なんか口にくわえちゃってさー。

カラー口絵もなかなか良かった

陣羽織姿の近藤はもちろん、下巻登場主要キャラの洋装姿も様になっているなんてもんじゃありません。

話もどれもはずれがなかった

幕末を題材にしたフィクションとして見ても、他の本と遜色なく楽しめたように思う(言いすぎ?)。桜庭鈴花と照姫様の話や、ちらりと出てきただけでも魅せる土方、あるときは妖艶な美女・あるときは冷静沈着風の美青年になる山崎烝の話など、ちゃんと声つきで再現してくれる自分の脳に乾杯。斎藤一と大石鍬次郎の確執話も、ゲームを補完している点では納得。遅かれ早かれ武田観柳斎は殺されたと思うけどね

伊東甲子太郎が花香太夫を身請けしていないなど、乙女ゲーム的フィルターはかかっていますが、フィルターがかかってるのは他の本だって同じだし。

一番良かった話は

当然というべきか、藤堂平助がメインキャラの一人である「胸に残る真実」が、今のところ一番好みである。
もう一人のメインキャラである伊東甲子太郎の恋話が主なんだけど、彼の決意や誠意などにもページを割いていたし、妻のうめのことを想う場面などは御陵衛士に詳しいサイトで未収録の和歌を読んだこともあって、感慨深いものがあった。
最後の1章節を読んだときなどは、儚くも鮮やかにきらめいていた光が確かに存在していたことに、胸が締めつけられる思いがしました。また、小説のラストからゲームの平助ルートにつながるに違いないと想像すると、おひつのご飯を全部たいらげてしまいそうです(実話)。
同時に、どうも私は暗い方に話をもっていきがちだと苦笑。
この話は篠原泰之進はもちろん、ゲームではその他大勢になってしまっていた鈴木美樹三郎や毛利有之助もちらほら出ていたのも良かった。

明日は上巻を買うことにしよう。

記入時刻
2005年11月07日23時47分42秒
カテゴリー
○幕末恋華新選組
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